アクティブに北海道のごはんを楽しみ尽くす♪北海道のごはん展

2019年11月06日(水)
北海道札幌市中央区で10月19日(土)、20日(日)の二日間に渡り、『北海道のごはん展』が開催されました。このイベントはその名の通り北海道のごはんを様々な角度から味わうイベントで、今年で3回目の開催を迎えました。毎年、北海道各地のお米農家さんがその年に収穫した新米を中心に、ごはんを楽しむための「ごはんのおとも」や「雑貨」、ワークショップなど多種多様な分野の出展が行われるイベントです。今回は『北海道のごはん展』を実際に体験してきました。

今年の会場は札幌ベルエポック製菓調理専門学校。校舎の1階、3階、6階のフロアを使用しての開催となりました。テーマごとにフロアが分かれており、1階は「あじわう 飲食のフロア」、3階は「まなぶ ワークショップのフロア」、6階は「みつける 物販と試食のフロア」となっています。まず3階のワークショップのフロアから覗いてみました。


ワークショップの一例。要予約のものと予約不要なものがありました。

ワークショップは和菓子作りや飾り寿司作りなど、日常生活の中ではなかなか体験できないようなものがたくさん!筆者はその中から、「千野米穀店のお米研究所」というお米の基本講座に参加しました。講座は北海道米の特徴の紹介から始まりました。「他の府県では一種類の品種を生産することが多いが、北海道では多様なお米の品種が生産されていることが特徴で、それぞれの品種の違いを活かせるのが北海道ならでは」とのこと。続いて美味しくごはんを炊く炊飯方法も教えて頂きました。普段何気なく食べているごはんですが、その性質や炊き方を知ることで、より美味しさを引き出せる……ということが伝わる1時間でした。


「千野米穀店のお米研究所」での講師、(株)千野米穀店代表取締役の德永善也(とくなが よしなり)さん。

ごはんについて学んだあとは「実際に食べてみよう!」ということで6階の物販と試食のフロアに行ってみました。このフロアでは北海道各地のお米農家さんの新米やごはんのおともになる小さなおかずの試食ができ、購入もできます。ほかには食器やごはんをモチーフにした雑貨なども販売されていました。各農家さんは試食を渡してくれる際に品種の特徴を教えてくれてとても親切。たくさんの人がそれぞれ気になったごはんのおともと一緒に新米を楽しんでいました。ちなみに筆者は「小呂島漁師のしまごはん」と「チーズたまり漬」を購入。自宅でもごはんを楽しむ一歩を踏み出しました。


入場料(500円)を払うと試食チケットがもらえます。試食にはどの農家さんのごはんかわかるようにシールが貼ってあります。


購入した「ごはんのおとも」。出汁パックや漬物などもありました。

最後に1階の飲食フロアへ。ここでは飲食店や農家さん、道の駅などの出店者がごはんにまつわる様々なメニューを提供しています。とても人気のフロアだったようで、筆者が伺った時間には完売しているメニューも多数……!ちょっと変わったものを食べたいと思い、赤井川道の駅の米ジェラートを注文しました。ミルクのさっぱりした甘さの中に、お米の食感が残っており新感覚のジェラートでした。飲食ブースは広く、座ってゆったりと過ごすことができました。


赤井川道の駅の米ジェラートと、左は日本茶インストラクター協会北海道支部提供の八女茶。

『北海道のごはん展』は「ごはんが好きになる、食べることが楽しくなるイベント」だと思います。そして、生産する人や作る人、販売する人との交流が出来る場でもあります。食事に関わっている人々の気持ちが伝わってくると、いつもの食事に対する思いにも変化が起きるのではないでしょうか。また、農業を行っている方の中には消費者と直接的な関わりを持つことがあまり無い方もいらっしゃるかもしれません。このようなイベントに出展し消費者の反応を受け取ることで、ものづくりに対して新たな発見もできるかと思います。集まる人々が「美味しいごはん」を通してつながっていくイベント、ぜひ今後も続いてほしいと思います。

次回は『北海道のごはん展』を企画しているharapeco委員会の皆さんに、イベントを立ち上げたきっかけやその想いについてお話しを伺います。
ぜひご覧ください。


取材・文・写真:林 佳奈(株式会社オーレンス総合経営)